※ ページの下のほうに、 マクロ本体と試行用のサンプルデータが付いています。
1 機能の概要
1レコード1枚型の帳票は、「データ埋込みマクロ」でも作成できるが、「データ埋込みマクロ」は、1帳票ごとに別ファイルを作るので、ファイルを開くことに時間がかかり手早く印刷することはできない。そこで、1レコード1枚型の帳票を1ファイル内に別シートにして出力するのが、「印刷マクロ(1レコード1帳票型)」です。
※ 住所録データを使えば、年賀状などもこのマクロで刷ることが出来る。
2 使い方
(1)事前準備
印刷シート用の雛形とデータシートを同じエクセルブックの中に格納する。
データシートは、キー列を一列目にし、「降順」に並べる。
データシートの例 (降順に並び替えている)
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印刷シートには、データシートの一番上のレコードを参照する式を埋め込む。
印刷シートの例 (データシートとなる「元データ」シートの1番上のレコードを参照する式が埋め込まれている)
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なお、記入例などのレコードがある場合は、そのキーを「0」にしておくと印字されない。
(2)印刷マクロ(1レコード1帳票型)を立ち上げ、「参照」ボタンを押して、事前準備で作成したエクセルブックを指定し、「処理対象ブックのパス」を指定する。
(3)「埋込対象シート」に、印刷する帳票の雛形を指定し、「埋込みデータシート」には、埋め込んだデータシートを指定する。
(4)「見出行数」には、「埋め込みデータシート」側の見出し行の行数を入力する。「出力ブックのシート数」は、1ブックに入れるシート数の上限を指定する。
※上限に達するごとに、別ブックになる。
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(5)以上の設定ができたら「データ埋め込み」ボタンをクリックする。
3 実行結果
パソコンのCドライブ直下に「連続印刷用出力」フォルダが作成され、その中に保存される。
結果例
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※このマクロは1レコード1シートを作りますが、サンプルデータはレコード数が多い(2,500レコード)ので、それなりに時間がかかる。(管理人のPC環境では、約8分かかっている。)
5.jpg)
各Excelブックに、設定した100シートまでが格納されている。
4 ダウンロード
下記からマクロ本体とサンプルデータをダウンロードしてお試しください。
マクロ本体
試行データ
出力された印刷用データのサンプル